興教寺

概況:
興教寺は、西安市の南約20キロに位置する少陵原の畔にあり、唐代の高僧・玄奘三蔵法師の遺骨を奉安するために唐の高宗皇帝によって建立された古刹です。玄奘法師の没後、その遺骨は現在の地に改葬され、寺が建てられました。後に唐の粛宗皇帝が「興教」の額を賜ったことからこの名がつき、中国仏教八大宗派の一つである法相宗(唯識宗)の祖庭として、また「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の構成資産として世界遺産にも登録されています。静寂な境内には、玄奘法師とその高弟である窺基、円測(新羅出身)の三基の舎利塔が並び立ち、唐代の面影を今に伝える貴重な文化財となっています。

見所:
玄奘三蔵法師の舎利塔を中心に、弟子の窺基塔と円測塔が左右に並ぶ「慈恩塔院」は、寺の最も重要な核心です。玄奘塔は高さ約21メートルの五重の楼閣式磚塔で、中国現存最古の楼閣式塔の一つとされています。
大雄宝殿には、元代の銅造釈迦如来坐像をはじめ、明代の阿弥陀仏像、ミャンマーから贈られた白玉の弥勒菩薩像など、貴重な仏像が安置されています。
蔵経楼には、玄奘法師に関連する書画や歴史写真のほか、『大蔵経』など多数の経典、そしてバーリ語で書かれた貴重な『貝葉経』の断片が収蔵・展示されています。
山門から大雄宝殿、法堂、臥仏殿へと続く静謐な参道と、唐代の風格を残す建築群の佇まいも見逃せません。
2014年に世界遺産に登録された「興教寺塔」は、玄奘の仏教伝播とシルクロードにおける文化交流の重要性を物語る、歴史的価値の高い史跡です。

入場料:
大人料金は25元です。
学生(学生証提示)、18歳以下の未成年者は半額となる場合があります。
65歳以上の高齢者、現役軍人、障害者などは、有効な身分証明書の提示により無料で入場できる場合があります(詳細は現地の表示をご確認ください)。
中国語名:
兴教寺(xīng jiào sì)
中国語名の読み方:
シン ジャオ スー
英語名:
Xingjiao Temple
興教寺の観光時間:
ハイシーズン(3月1日~11月30日):8:00~17:30(入場は17:00まで)。
ローシーズン(12月1日~次年2月末日):8:30~17:00(入場は閉園時間前まで)。
興教寺へのアクセス:
住所:
陝西省西安市長安区杜曲街道興教寺村。
公共交通機関:
西安からお越しの場合は、地下鉄2号線の「韋曲南駅」で下車し、出口から735番バスに乗り換え、「興教寺」バス停で下車します。そこから徒歩約800メートルで到着します。
西安市内の「城西客運站」などから、長安区行きの長距離バスを利用し、「興教寺」付近で下車する方法もあります。
注意事項:
玄奘法師の舎利塔は、文化財保護のため内部への立ち入りや登塔はできません。外観からの拝観となりますので、ご了承ください。 寺院内は静粛な場所です。大声での会話や携帯電話の使用はお控えになり、他の参拝者や修行の場にご配慮ください。 宗教施設ですので、適切な服装(肌の露出が少ない服装)での参拝が望ましいです。 境内は石畳や階段がありますので、歩きやすい靴でのご来訪をお勧めします。 学生証、身分証、パスポートなどの身分証明書は、優待料金の適用を受ける場合に必要ですので、忘れずにお持ちください。

興教寺の写真

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