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大唐西市

概況:
大唐西市は、唐代の長安城に実在した二大市場の一つ「西市」の遺跡の上に、現代に復元・再開発された大型文化観光商業複合施設です。歴史上の西市は、シルクロードの東の起点として「金市」と称され、当時世界最大の国際貿易センターとして栄えました。現代の「大唐西市」は、西安市政府の「皇城復興計画」の一環として、盛唐文化とシルクロード文化をテーマに建設され、国家AAAA級観光地、国家文化産業モデル基地など数々の栄誉に輝いています。このエリアでは、遺跡保護、文化展示、商業、観光が一体となったユニークな体験ができ、西安の新しい都市の顔として知られています。

見所:
大唐西市博物館:唐代の西市「十字街」遺跡の真上に建てられた、中国初の民営国家一級博物館です。ガラスの遊歩道から実際の遺構を見下ろせ、出土文物を通じて往時の繁栄を偲ぶことができます。
シルクロード風情街区:シルクロード沿線国の建築様式や文化を再現したストリートで、各国の料理、工芸品、パフォーマンスを楽しめ、「1時間でシルクロード横断」の体験が可能です。
国際骨董城:唐代風の建築群の中にある、中国有数の規模を誇る骨董・美術品取引市場です。玉器、陶磁器、書画など多様な品々が並び、文化雅集や鑑定会も開催されます。
唐代の街区レイアウト:全体が唐代の「九宮格」都市計画に基づいて設計されており、広場や建築物に盛唐の気風が感じられます。特に夜景は一見の価値があります。
多彩な文化体験:博物館の常設展「絲路起点 盛世商魂」に加え、非物質文化遺産の展示や、唐代をテーマとした各種イベント、伝統芸能のショーなど、年間を通じて多彩なプログラムが提供されています。

入場料:
大唐西市文化景区への入場は無料です。
景区内の「大唐西市博物館」に入館する場合は入場料が必要で、一般料金は60元、割引料金は30元です(2025年11月時点の情報)。
中国語名:
大唐西市(dà táng xī shì)
大唐西市の観光時間:
景区エリア自体は基本的に終日開放されています。
大唐西市博物館の開館時間は下記の通りです(2025年9月時点の情報)。
ハイシーズン(夏季):9:00〜17:30(最終入館17:00)
ローシーズン(冬季):9:00〜17:00(最終入館16:30)
※毎週月曜日と旧暦の大みそか(除夕)は休館日となります。
大唐西市へのアクセス:
住所:
陝西省西安市蓮湖区労働南路118号。
公共交通機関:
多くのバス路線が「大唐西市」または「労働南路」バス停を経由します。24路、43路などを利用できます。
西安地下鉄の路線図で最寄り駅を確認することをお勧めします(検索結果に具体的な駅名の記載はありませんでした)。
注意事項:
景区(屋外エリア)と博物館(屋内施設)は入場条件が異なります。博物館見学を計画されている方は、開館時間と休館日(月曜日)を必ず事前にご確認ください。
広大な敷地ですので、博物館やショッピング、食事などをゆっくり楽しむには、3〜4時間は見込んで計画されると良いでしょう。
博物館内では、ガラス床の下にある貴重な遺跡を保護するため、指定された通路以外には立ち入らないでください。また、フラッシュ撮影は禁止されている場合があります。
歴史と文化に深く触れたい方は、博物館入口で音声ガイド(20元/個)を借りるか、解説員によるガイドサービス(80元/グループ)を利用するのがお勧めです。
歩きやすい靴でお越しください。特に博物館内や石畳のエリアでは、快適に移動できる服装が便利です。
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