昆明植物研究所
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昆明植物研究所

中国一といわれるベゴニア属植物のコレクションがある

自然景観 自然景観 昆明 雲南省

概況:
中国科学院昆明植物研究所は、中国雲南省昆明市に位置する、植物学と植物化学分野における中国を代表する総合的な研究機関です。その歴史は1938年に設立された雲南農林植物研究所にまで遡り、長年にわたり「原本山川 極命草木」を所訓として、植物の研究と保全、そしてその恵みを人々に届ける活動を続けてきました。特に、中国南西部の豊かな植物多様性を背景に、野生生物種質資源の保存と研究において顕著な成果を上げており、運営する「中国西南野生生物種質資源庫」はアジア最大級の規模を誇ります。また、ベゴニア属植物のコレクションは中国随一とされ、新種の発見や交配実験を含む活発な研究が行われています。これらの植物は花や葉の美しさから園芸的価値も高く、重要な遺伝子資源としての共同研究の可能性も広がっています。研究所に附属する昆明植物園は、一般にも公開されている研究・展示の場であり、特に「扶荔宮」温室群は熱帯・亜熱帯の珍しい植物約2500種を収集・展示する見どころとなっています。

見所:
附属する昆明植物園では、14の専門園区を見学できます。中でも「扶荔宮」温室群は必見で、熱帯雨林から砂漠地帯の植物まで、多様な生態を再現しています。
「扶荔宮」内には、食虫植物館、ラン館、隠花植物館など個性的なテーマ温室があり、特にラン館では多様な蘭の生態と美しさを楽しめます。
「百草園」では、中国伝統医学や少数民族の知恵が息づく薬用植物を中心に、1000種以上の薬草を観察できます。
園内にはツバキ園、シャクナゲ園、バラ園など季節ごとに彩りを変える花木園もあり、自然の中での散策が楽しめます。
研究所の重要な施設である「中国西南野生生物種質資源庫」は、野生生物の「生命の箱舟」として機能し、その保全活動について学ぶことができます(通常、内部は非公開ですが、展示や説明を通じてその意義を知ることができます)。

入場料:
昆明植物園への入園料はエリアによって異なります。西園(主なエリア)が10元/人、東園が5元/人です。扶荔宮温室群を見学する場合は、別途80元/人の解説サービス料が必要で、事前予約が強く推奨されます。

営業時間

ハイシーズン:9:00〜18:00
ローシーズン:9:00〜18:00
(注:昆明植物園の主な公開エリアの日中開放時間は通年で9:00-18:00とされています。扶荔宮の解説ツアーは特定の時間帯に分かれて行われます。)

アクセス

住所:
雲南省昆明市五華区藍黑路132号(中国科学院昆明植物研究所内)
公共交通機関:
公共交通機関をご利用の場合は、バスが便利です。9路または79路バスに乗車し、「植物園北門」バス停で下車すると、西園の入口に到着します。また、地下鉄2号線の「竜頭街駅」で下車し、そこから9路または79路バスに乗り換える方法もあります。

旅のヒント

扶荔宮温室群の見学には、専門ガイドによる解説ツアーへの参加が必須となる場合が多く、また入場者数に制限があります。確実に見学したい場合は、訪問前に「昆明植物園智慧園区」などの公式チャネルで予約状況を確認し、事前予約を行うことを強くお勧めします。
園内は広く、歩く距離が長くなります。履き慣れた歩きやすい靴で訪れると良いでしょう。また、昆明は標高が高く紫外線が強いため、帽子やサングラス、日焼け止めなどの対策が必要です。夏季は突然の雨にも備え、折り畳み傘があると便利です。
植物園内、特に水辺などでは蚊や虫が多い場合があります。虫除けスプレーなどを携帯することをお勧めします。
園内のレストランやカフェは限られており、価格もやや高めの傾向があります。長時間の見学を計画されている場合は、飲み物や軽食を持参されると安心です。

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