汾城古建群
中国旅行ガイド

汾城古建群

から清までの多様な木造建築が一つの町に残り、古代の県城のありようを肌で感じられる静かな古鎮です。

文化・歴史 文化・歴史 臨汾 山西省 写真 1 枚

臨汾市襄汾県の汾城古建群は、かつて太平県の県庁所在地だった町に残る、金代から清末にかけての建築群で、第六批全国重点文物保護単位に指定されています。唐代貞観 7 年に町の基礎が置かれ、千年以上にわたり県治として機能し続けたため、行政・祭祀・教育・商業の施設が一つの町の中にまとまって残っており、中国古代の県城の姿を知る生きた標本と呼ばれます。

町の中心には鼓楼が立ち、そこを軸に文庙、城隍廟、社稷廟、県衙大堂、試院、古い牌坊や古橋など 23 基の主要な古建築が点在します。特に城隍廟の木造建築は、複雑な斗拱や色鮮やかな瑠璃瓦、精巧な藻井が見どころで、敷地内の古い舞台は当時の芝居文化を伝えます。文庙の大成殿、古代の試験場である試院など、一つの町の中に儒教・民間信仰・行政の建物が共存する様子は、他の古鎮ではなかなか見られません。町には今も住民が暮らしており、観光地化されすぎていない静かな雰囲気も魅力です。陶寺遺跡から車で短時間の距離にあり、上古文明と古代県城を連続して巡るルートが組めます。

営業時間

町の通りは基本的に終日通行可能。各古建築の見学エリアは 9:00~17:00(最終入場 16:30)
定休日は設けられていません。
※入場料は無料、事前予約は不要です。一部の建物はメンテナンスで臨時閉鎖する場合があります。
※天候や文物保護の事情により、見学可能な範囲が変更される場合があります。訪問前に現地の状況をご確認ください。

アクセス

臨汾市街地から専用車またはタクシーで約 1 時間。襄汾県城からは車で約 20 分です。
公共交通を利用する場合は、襄汾バス停から汾城行きの都市間バスに乗車し、汾城の町で下車します。バスの本数が少ないため、外国人旅行者はチャーター車を推奨します。町内に無料駐車スペースがあります。
陶寺遺跡と組み合わせた一日観光ルートが定番です。

旅のヒント

- 見学には 3 時間から 4 時間を確保してください。鼓楼を起点に、城隍廟、文庙、試院、県衙の順に巡るルートがおすすめです。
- 古建築は文物保護対象です。壁面や碑刻に触れたり、建物に登ったりしないでください。
- 町内には飲食店が少ないため、飲み物を持参すると安心です。
- 道は石畳で凹凸があるため、歩きやすい靴を用意してください。
- 春・秋は気候が穏やかで観光に適しています。夏は日差しが強いので、日よけ対策をしてください。
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