朔州老城
中国旅行ガイド

朔州老城

馬邑の古い辺境の記憶を宿す街区、十字路の文昌閣が夕闇の中で静かに浮かび上がります。

街歩き・民俗 古城・街歩き 朔州 山西省 写真 1 枚

北の塞北に残る朔州老城は、古代に馬邑と呼ばれた辺境都市の跡です。秦漢期に町が形成され、北斉時代に城郭が拡張され、元末明初に再整備されました。四方を囲む城壁は約 3.7 キロメートルに及び、東西南北の四本の大通りが十字に交わる碁盤目状の街区構造が特徴です。

街区の中心には、老城のシンボルである文昌閣が立っています。明万暦 13 年に創建され、清順治年間に改修を経た後、近代に損壊し、2012 年に原址に復元されました。四方向へ門が開く重層の楼閣には、それぞれ「朝陽」「迎熏」「来爽」「鎮朔」の扁額が掲げられています。

街の中には崇福寺をはじめ、馬邑博物館、文廟、尉遅敬徳廟が徒歩圏内に点在しています。過度な商業開発が行われておらず、地元住民の日常が息づく路地を散策できる点が魅力です。昼間は古建築や博物館で歴史をたどり、夕暮れ後は文昌閣のライトアップを眺める楽しみがあります。郷土料理のオウミャンカオラオラオ(オーツ麺料理)を味わうこともできます。見学には 2~3 時間ほどを確保するとよいです。春と秋は散策に適していますが、冬は北風が強く気温が大きく下がります。

営業時間

【老城街区】通年 24 時間開放
※街区内の文昌閣、博物館、寺院など個別施設は、それぞれ独自の営業時間が定められています。
※保全工事やイベントにより一部施設が臨時休館する場合があります。訪問前に確認を推奨します。

アクセス

朔州駅から自動車で約 10 分、朔州東駅からは車で約 20 分で老城中心部に到着します。
市内の路線バスが老城周辺を通り、崇福寺近くの停留所で下車後、徒歩で古街へ入れます。
タクシーが市内移動に便利で、老城外周に駐車スペースが設けられています。街区内への自動車進入は制限されることがあります。

旅のヒント

- 老城街区への入場は無料です。城楼や博物館など個別施設は入場料が必要な場合があります。
- 崇福寺は老城東側に位置し、同じエリア内なのでまとめて見学すると効率的です。
- 晩の文昌閣のライトアップは人気があります。冬は日没が早いので時間配分に留意してください。
- 石畳の道や段差が多いため、長時間歩いても疲れにくい靴を用意します。
- 晋北地方は昼夜の寒暖差が大きいので、薄手の上着を携行すると安心です。
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