浄慈寺
西湖の歴史上4つの古刹のひとつ
概況:
浄慈寺は、西湖南岸の南屏山慧日峰の麓に位置する、西湖を代表する歴史ある古刹です。後周顕徳元年(954年)、呉越王銭弘俶によって永明禅師のために建立され、当初は「慧日永明院」と称されました。南宋時代には朝廷により江南禅院の「五山」の一つに数えられるなど、高い地位を誇りました。日本曹洞宗の祖である如浄禅師がここで法を説き、その墓塔が寺内にあることから、日本曹洞宗の祖庭としても深い縁があります。歴史の中で幾度も火災に見舞われましたが、その度に再建され、現在の建物は主に清代の康熙帝(1699年に「浄慈禅寺」の額を下賜)以降に整えられたものです。寺から響き渡る鐘の音は「南屏晩鐘」として西湖十景の一つに数えられ、寺自体も世界遺産「杭州西湖文化景観」を構成する重要な要素となっています。
見所:
西湖十景「南屏晩鐘」の発祥地で、鐘楼では有料で鐘をつき、願いを込めることができます。
雷峰塔を真正面に望む絶景のビューポイントとして知られ、寺内の窓や門枠を額縁にした写真撮影が人気です。
伝説の僧・済公(道済禅師)にまつわる「運木古井」があり、井戸の中には木材が残されています。
康熙帝と乾隆帝がそれぞれ建立した御碑亭が山門前に並び、皇帝との深い関わりを感じさせます。
開山祖師である永明延寿大師の舎利を祀る永明塔院があります。
入場料:10元
営業時間
ハイシーズン:7:00〜17:00
ローシーズン:6:30〜17:00
アクセス
住所:浙江省杭州市西湖区南山路56号
公共交通機関:
バスが便利です。西湖内環線、4路、31路、1314路(ロマンチックな路線名で知られる)などのバスに乗り、「净寺」バス停で下車します。最寄りの地下鉄駅からはバスへの乗り換えが必要です。
旅のヒント
入場時に3本の線香を無料でもらえます。
鐘つき体験は別途費用がかかります(1回約10元)。
寺院年券(杭州寺院年票)を持っている場合は、対象寺院で利用できます。
混雑時でも、寺内では静粛に行動し、礼儀を守りましょう。
写真撮影の際は、他の参拝者の邪魔にならないよう配慮し、仏像へのフラッシュ使用は控えてください。
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