西冷印社
2000年前の碑文も残る
概況:
西泠印社は、杭州の西湖に浮かぶ孤山の南麓に位置する、金石篆刻を研究する世界でも最も歴史ある学術団体であり、「天下第一名社」と称されています。1904年に丁輔之(丁仁)、王福庵、呉隠、葉為銘ら四人の篆刻家によって創設され、初代社長には近代芸術の巨匠である呉昌碩が就任しました。その立派な景観から、康有為によって「湖山最勝」と賞賛されたこともあります。「保存金石、研究印学、兼及书画(金石を保存し、印学を研究し、兼ねて書画をもってする)」を宗旨とし、2009年には西泠印社が中心となって申請した「中国篆刻芸術」がユネスコの無形文化遺産にも登録されました。社内には明清時代の古建築が点在し、精巧な庭園と絶景が調和しており、篆刻愛好家にとっての「印学聖地」であると同時に、西湖を一望できる隠れた名園としても親しまれています。
見所:
創設の地であり、印学の聖地とも呼ばれる孤山社址。園内には明清の古建築が点在し、西湖庭園の精華を感じられます。
「漢三老石室」に安置される後漢時代の貴重な石碑「三老諱字忌日碑」。1921年に海外流出の危機を、呉昌碩社長らが募金で買い戻したというエピソードは、印社の文化保護への強い意志を物語ります。
柏堂、竹閣、仰賢亭、観楽楼、華厳経塔などの歴史的建造物。これらは自然の地形を巧みに利用して建てられており、山林の趣と金石の雰囲気が見事に融合しています。
園内の山道を登りきった先にある「山頂観景台」。ここからは西湖のパノラマビューを楽しむことができます。
西泠橋の東側に位置する「中国印学博物館」。西泠印社が設立した中国唯一の印学専門博物館で、歴代の印章や印譜など貴重なコレクションを間近で鑑賞できます。
入場料:無料
営業時間
ハイシーズン:8:30〜16:30
ローシーズン:8:30〜16:30
(※入場は閉園30分前までとなります。季節による変動がある場合がありますので、最新情報は公式発表をご確認ください。)
アクセス
住所:浙江省杭州市西湖区孤山路31号
公共交通機関:
バスをご利用の場合、「西泠橋」バス停で下車し、すぐです。西湖周辺を巡る観光バス(遊1、遊2、遊3路系統など)も便利です。
旅のヒント
入場の際には、身分証明書のご携帯をお勧めします。
園内は貴重な文化財と自然環境に囲まれています。摩崖石刻や建物への落書き、草木の損傷などはお控えください。
静かな環境保全のため、大声での会話や走り回る行為はご遠慮ください。
園内は石段や坂道が多くあります。歩行の際は足元に十分ご注意ください。
写真や動画の撮影は個人の範囲でお楽しみください。商業目的や大規模な撮影は事前に管理事務所への申請が必要です。 相关知识库
西冷印社の写真
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