張学良公館
中国旅行ガイド

張学良公館

西安事変の際、張学良、楊虎城が住んでいた場所

文化・歴史 文化・歴史 西安 陜西省

概況:
張学良公館は、西安市の中心部、建国路に位置する西安事変の最重要史跡の一つです。1932年に建設されたこの公館は、東西に並ぶ三棟の三階建て煉瓦木造の西洋風建築からなり、総面積は約7700平方メートルあります。1935年秋から1936年12月まで、張学良将軍とその家族がここに居住し、西楼を私邸兼執務室としていました。この場所は、西安事変の策謀、発生、そして和平解決までの全過程を目の当たりにした、中国現代史の転換点となった場所です。1982年に全国重点文物保護単位に指定され、1986年には西安事変50周年を記念して「西安事変紀念館」として一般公開されました。現在は、重要な出来事を伝える歴史的建造物としてだけでなく、全国爱国主义教育示范基地、赤色観光の经典景区としても多くの人々が訪れています。

見所:
西楼(C楼):張学良将軍と家族の居室・執務室があった場所です。1936年12月11日夜、ここで将軍が東北軍の高級将校に兵諫(西安事変)の実行を告げた会議が開かれました。内部は当時の様子に復元されており、歴史の緊迫した瞬間に思いを馳せることができます。
中楼(B楼):副官や秘書の執務室として使われていた建物で、現在は「千古功臣——張学良将軍生平陳列」が行われています。将軍の生涯を、貴重な写真や資料を通じて詳しく知ることができます。
東楼(A楼):西安事変後、和平解決のため西安に赴いた周恩来、葉剣英ら中国共産党代表団の宿舎となりました。小会客室には、周恩来と張学良が徹夜で会談した様子を再現した蝋人形が展示されています。
「歴史的転換——西安事変史実陳列」:北側の平屋にある展示室では、西安事変に至る背景からその結末まで、豊富な歴史的写真や文物、模型を用いて詳しく解説しています。
建築様式:三棟の楼閣はどれも中西折衷の建築様式で、特に中楼は中国風の入母屋造りの屋根が特徴的です。緑の木々に囲まれた静かな庭園とともに、1930年代の雰囲気を今に伝える貴重な景観を形成しています。

入場料:無料。入館には本人確認証(身分証、パスポートなど)の提示が必要です。

営業時間

ハイシーズン(3月1日~11月30日):8:30~17:30(最終入館17:00)。
ローシーズン(12月1日~次年2月末日):8:30~17:00(最終入館16:30)。
※毎週月曜日は休館日となります(祝日や特別な場合を除く)。

アクセス

住所:陝西省西安市碑林区建国路69号。
公共交通機関:
地下鉄4号線「大差市」駅のC出口から出て、東方向(建国門方面)へ約200メートル進み、建国路を南に入ると到着します。徒歩約5~10分です。
バスをご利用の場合は、5路、14路、25路、29路、30路、37路、40路、41路、43路、45路、102路、201路、203路、213路などに乗車し、「大差市」バス停で下車します。

旅のヒント

入館には本人確認証が必要です。中国の身分証をお持ちでない外国人の方は、パスポートを窓口で提示して入場手続きを行ってください。
毎週月曜日は定休日です(祝日や特別な場合を除く)。訪問予定日を事前にご確認ください。
館内は歴史的文物を保護するため、フラッシュや三脚を使用した写真撮影は禁止されている場合があります。表示に従って行動しましょう。
静粛な環境を保つため、館内では大声での会話や走り回ることはお控えください。
夏季は混雑が予想されます。スムーズな入場のために、可能であれば午前中などの比較的空いている時間帯の訪問をお勧めします。

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