黄花崗
孫文率いる烈士の陵墓
概況:
黄花崗七十二烈士墓園(黄花崗公園)は、広州市越秀区先烈中路79号に位置する、1911年4月27日(旧暦3月29日)に孫文が指導する同盟会が起こした広州起义(黄花崗起義)で犠牲となった烈士たちを祀るための墓園です。この起义は半年後の辛亥革命(武昌起義)の重要な導火線となりました。1912年に建設が始まり、1935年頃に現在の姿がほぼ完成しました。広州が近代革命の拠点であったことを示す重要な史跡として、1961年に全国重点文物保護単位の第一批に指定され、国家AAAA級観光地にも認定されています。敷地面積は約16万平方メートルに及び、園内は緑豊かで、荘厳かつ静かな雰囲気に包まれています。墓園の正門には孫文直筆の「浩気長存」と刻まれた巨大な石の牌坊がそびえ立ち、その雄大な姿が訪れる人々を迎え入れます。
見所:
「浩気長存」牌坊:高さ約13メートルの正門の牌坊で、孫文が自ら揮毫した「浩気長存」の四文字が刻まれています。牌坊の高さは起义の日付(旧暦3月29日)に因み13.29メートルとされています。
七十二烈士墓と紀功坊:園内の中心にある烈士の合葬墓で、その背後に立つ紀功坊は、前後に72個ずつ、合計144個の青石を積み重ねて造られており、七十二烈士と、墓園建設に寄付した海外の支部や個人を記念しています。頂上には自由の女神像が立ちます。
默池と默橋:主な参道の中ほどにある池と石橋です。橋の路面がわざと凹凸に造られており、渡るときに自然と頭が下がり、黙祷を捧げる姿勢になるという工夫が施されています。
潘達微墓:起义の後に危険を冒して72体の烈士の遺体を収容し、埋葬した革命家の潘達微氏の墓です。彼が「紅花崗」を「黄花崗」に改名したエピソードはよく知られています。
付葬烈士の墓と歴史的碑刻:中国初の飛行家である馮如、陸軍上将の鄧仲元、「中国革命空軍の父」楊仙逸など、多くの著名な革命家の付葬墓や、歴史的な碑文が園内に点在します。
入場料:
無料でご入場いただけます。
営業時間
ハイシーズン:6:30〜22:00
ローシーズン:6:30〜21:30
(※ハイシーズンは夏季や大型連休などを想定しています。最新の情報は現地の表示にご確認ください)
アクセス
住所:
広東省広州市越秀区先烈中路79号に位置しています。
公共交通機関:
地下鉄をご利用の場合は、6号線の「黄花崗」駅で下車し、B出口からすぐです。バスをご利用の場合は、「黄花崗」バス停で下車すると便利です。6、11、16、65、74、78、85、112、192、201、219、236、290番など、多数の路線バスが運行しています。
旅のヒント
園内は荘厳な烈士の墓所です。静かに参観し、敬意を払うよう心がけてください。
園内の施設や文物は大切に扱い、傷つけたり汚したりすることのないようお願いします。
夏季は蚊が多く発生しますので、虫除け対策をしてお出かけになることをお勧めします。
園内は広く、石畳や階段もあります。歩きやすい靴でお越しください。
毎年旧暦3月29日(起义の日)前後は大変混雑します。比較的静かに訪れたい方は、平日をお選びいただくと良いでしょう。
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