玉峰寺
椿の古木が有名な
概況:
玉峰寺は、麗江市の北約13キロメートル、玉龍雪山の南麓に位置する、清代康熙年間(1700年)創建の由緒ある寺院です。福国寺、普済寺、文峰寺、指雲寺と並び「麗江五大ラマ寺」の一つに数えられています。寺院の建築は四合院の布局をとり、漢族や白族の様式を取り入れつつも、蔵族の建築様式も融合した独特の風格を持っています。寺院は松柏に囲まれ、清らかな泉のせせらぎが聞こえる静謐な環境にあり、建築と自然が調和した景観が魅力です。
見所:
境内には、明朝の成化年間(1465-1487年)に植えられたと伝えられる、樹齢500年を超える「万朶山茶(まんかさんちゃ)」と呼ばれる山茶花の古木があります。これは「獅子頭」と「早桃紅」という二品種が接ぎ木され一体となったもので、毎年春になると、約100日間で20数回に分けて合計2万輪以上の花を咲かせるため、この名で呼ばれ、「世界山茶王」とも称されます。樹高は約3メートルと低く、枝が巧みに編み込まれて三坊一蓋の大きな花棚を形成しているため、間近で圧巻の花姿を鑑賞できるのが特徴です。
寺院の本殿は重檐歇山頂の建築で、内部の4本の金柱には金箔の盤龍浮き彫りが施され、天井の八角藻井には密教仏の坐像が描かれるなど、蔵族の「唐卡(タンカ)」の画風を取り入れた荘厳な内装が見られます。
下院には「十里香(じゅうりこう)」と呼ばれる雲南含歓の花がアーチ状に仕立てられており、厳冬から春にかけて芳香を漂わせます。
寺院の周辺は玉龍雪山を背景にした自然景観が美しく、特に春は山茶花と雪山のコントラストが素晴らしいです。
入場料:
一般観光客は17元です。地元住民は無料の場合があります。なお、一部の情報では25元とするものもありますが、最新の情報では17元が主流のようです。
営業時間
ハイシーズン(夏時間):7:20〜19:00(入場は19:00まで)
ローシーズン(冬時間):7:30〜18:00(入場は18:00まで)
※季節による変動がありますので、訪問前の確認をお勧めします。
アクセス
住所:
雲南省麗江市玉龍ナシ族自治県玉峰寺路西100米
公共交通機関:
麗江市街の象山市場、束河古镇北門、または白沙古镇から、6番路線バス(A線またはB線)に乗車し、「玉峰寺」バス停で下車します。運賃は約2元です。本数が少ない場合があるので、事前に運行時間を確認することをお勧めします。
旅のヒント
寺院はチベット仏教(蔵伝仏教)の宗教施設です。参拝・見学の際は静粛を保ち、仏像や法具などにむやみに触れたり、写真撮影が禁止されている場所では撮影を控えるなど、信仰と習慣を尊重する態度で臨みましょう。
万朶山茶の見頃は例年2月から5月にかけて、特に3月が最盛期とされています。花の時期以外の訪問も可能ですが、主な見所である山茶花を目的とする場合は開花時期を確認して計画されると良いでしょう。
玉峰寺は麗江五大寺の中で唯一、外部観光客から入場料を徴収する寺院です。寺の外には地元の軽食を提供する露店が出ていることがあります。
寺院から約300メートルの場所に、無料で開放されている「姉妹湖(シスター湖)」という景勝地があります。時間に余裕があれば、合わせて散策されるのもおすすめです。
玉峰寺の写真
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