牛河梁遺跡
中国旅行ガイド

牛河梁遺跡

山の上の祭祀遺跡が、五千数百年前の人々の祈りと玉器に込めた美意識を伝えています。

博物館・記念館 博物館・記念館 朝陽 遼寧省 写真 2 枚

牛河梁遺跡は、約 5800 年から 5200 年前の紅山文化に属する巨大な儀礼遺跡群で、遼寧省朝陽市の凌源市と建平县の境の山梁に広がっています。新石器時代の人々が天や祖先を祀るために築いた女神廟、三重の円形祭壇、積石塚が一体となって残り、東アジアにおける文明の曙光とも呼ばれます。

見どころは、粘土で作られた女神像の残片や、玉猪龍・玉鳳といった精巧な玉器です。当時すでに体系だった祭祀の礼儀が存在していたことが、この遺跡から読み取れます。園内には遺跡博物館、女神廟保護展示館、第二地点の祭壇・墳丘展示施設が整備され、出土品と原位置の遺構を両方見学できます。

紅山文化は、鳥居龍蔵ら日本の先駆的な人類学者が調査に関わった経緯もあり、日本の古代史・考古ファンにも関心が高い場所です。朝陽市内の北塔や鳥化石公園と組み合わせ、古生物と先史文明を続けて巡る行程が組みやすいです。敷地は丘陵地帯にあり、開けた空の下で静かに太古の祭祀の空気を感じられます。

営業時間

【繁忙期】5 月 1 日~10 月 31 日:8:30~17:00(最終入場 16:00)
【閑散期】11 月 1 日~4 月 30 日:9:00~16:30(最終入場 15:30)
※季節や天候、施設の運営状況により変更される場合があります。

アクセス

朝陽市街地から車で約 1 時間。高速鉄道朝陽駅からはチャーター車またはタクシーで向かうのが一般的です。公共交通機関は便が少ないため、個人の自由行きの場合は専用車の利用を推奨します。駐車場は完備されています。

旅のヒント

・見学時間は 3 時間程度を目安にしてください。複数の展示館を順に巡るため、時間に余裕を持って訪れます。
・丘陵地のため風が強く、春と秋は寒暖差が大きいので上着を用意してください。歩きやすい靴が必須です。
・遺跡内の遺構には触れないでください。撮影は可能ですが、フラッシュの使用は控えます。
・外国籍の方はパスポートを携行してください。
・休日は混雑することがあるので、午前中の来訪が適しています。
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