上海老街

方濱路のあたりは古い町並みが残り、上海老街と言われている。上海老街は長さは825メートルにわたり、豫園につながっている。
 ここは、上海で最も早く金融機関ができた場所で、昔は、その他に貴金属店、 金銀細工店、居酒屋、茶屋、劇場、商店などが16店舗、城皇廟とともに連なり、 豫園の人々が行き交った場所である。その絶好の位置と、街沿いに歩く人々によって、 この地は商業と文化の豊かな発展を遂げた。 原南市は、この「方浜中路」を「城皇廟」とともに、中国海岸部の歴史と、 独特の風情が味わえる場所にするため、「上海老街」として、大規模に改修を行った。この通りはひとつは人民路から館騒街までの「東段」、もうひとつは河南南路から 館騒街までの「西段」と、大きく2つに分できる。 「東段」は、もともとあった商業ネットワークを利用して、さらに大きなネットワークを 作るよう配置したもので、元々あった建築物を修繕し利用したのが特徴である。 「西段」は、広い道路をうまく利用し、明や清の時代の古い二階建ての建築物を 再現したことである。建築面積は4300平米におよび、 100以上の店舗の収納力がある。 こうして「上海老街」では、古くは明や清の時代の建築物から、 西洋文化が入ってきた頃までの歴史的な建築物を中心に、商業地として発展し、 海岸部の独特の文化圏を形成して来た。今では、多くの観光客が訪れ、 レジャー、ショッピングにも利用される、多機能な街となっている。
中国語名:
上海老街(shàng hǎi lǎo jiē)
中国語名の読み方:
シャン ハイ ラオ ジエ
英語名:
Shanghai Old Street

上海老街の写真

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